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脱硝用尿素水

脱硝とは

 排気ガス中から窒素酸化物(通称NOX、ノックス)を除去することです。大気汚染物質となる窒素酸化物の大半は、自動車や工場から廃棄される窒素酸化物の大部分である一酸化窒素(NO)と、一酸化窒素が大気中の酸素やオゾンと反応して生成される二酸化窒素(NO2)です。NOX発生に関しては、国や自治体により規制を受け、事業者は低減を求められています。

①NOXイメージ図

脱硝法について

 脱硝技術は次のように大別されます。国内では処理能力的に効果の高い、乾式の接触還元法が最も一般的で、ボイラー、ガスタービン、ディーゼル、ごみ焼却炉などで広く採用されています。

 当社の脱硝用尿素水もこの方式にもとづく製品です。

②脱硝法分類イメージ

脱硝用尿素水について

 当社の脱硝用尿素水は、排気ガス中に尿素を注入し、250~450℃の下、ガス中のNOX(NOとNO2)を窒素(N2)と水(H2O)に還元するものであり、基本反応は次のとおりです。

(NH2)2CO+2NO+1/2O2 → 2N2+2H2O+CO2

反応の様子を模式的に表すと次のようになります。

③脱硝原理図

脱硝用尿素水の特徴

  • プロセス: 微粒化した尿素水溶液を焼却炉内に噴霧する
  • コスト: 他の方法に比べ、イニシャルコスト、ランニングコストともに安価
  • 取扱い: 尿素水は普通物であり、液化アンモニアガスやアンモニア水に比べ取扱いが容易