珪酸ソーダ

■物理的性質について

種 類

珪酸ソーダは一般的にNa2O・nSiO2・mH2Oの分子式で表され、係数n、すなわちSiO2/Na2Oの 分子比がモル比と呼ばれ、SiO2・Na2O成分の重量比とモル比の関係は次の式でされます。

モル比=重量比(SiO2%/Na2O%)×Na2O式量/SiO2式量
=重量比(SiO
2%/Na2O%)×1.032

珪酸ソーダの物性と用途はモル比によって異なり、現在n=0.5~4.0位の範囲で生産され、市販されております。
n=0.5の物をオルソ珪酸ソーダ、n=1の物をメタ珪酸ソーダと呼び、nが1以上の物のモル比を連続的に変化させることが可能であり、水溶液あるいは粉末品として市販されています。
一般的に水ガラスや珪酸ソーダと呼ばれているものは水溶液のものです。

図1)の各領域は次の通りです。

  • 1:無水珪酸ソーダと苛性ソーダの混合物
  • 2:結晶性珪酸ソーダ
  • 3:一部結晶性珪酸ソーダを含む混合物
  • 4:珪酸ソーダガラス(カレット)
  • 5:水和ガラス
  • 6:脱水した水ガラス
  • 7:半固体
  • 8:粘稠液
  • 9:市販珪酸ソーダ(水ガラス)
  • 10:希薄溶液
  • 11:通常不安定なゲル
図1 Na2O-SiO2-H2O三成分系の領域図)
図1)Na2O-SiO2-H2O三成分系の領域図